TS-1.0TGL/R5 24時間でTeraStationを復旧

TeraStation
機器種別TeraStation
型番TS-1.0TGL/R5
構成RAID5 250GB×4
容量1TB
データ量110GB
所要時間1日
料金108,390円 (内3,390円は航空便送料)

土曜日の朝、北海道のお客様より電話が有りました。
「E04のメッセージが表示され、データが見れない。最速、何時復旧できるのか?」

「北海道からだと、最速明朝届くので、月曜日の朝までに復旧して送れば、火曜日の午前中には届くはずです。念の為に、弊社のページからTeraStationの現象と、宅配伝票の番号をお知らせ下さい。」
と、お答えし、

その後お客様から宅配伝票の番号と共に現象内容をメールにてご連絡いただきました。

ファームウェアをv1.26→v1.33にアップする際、アップ完了後のtera再起動中にユーティリティがタイムアウトで数回待機を押して様子を見たが、10分後ぐらいにteraからビープ音と共にエラー発生。その後teraを再起動するもE04エラーで起動せず。HDDをはずしながら数回起動するも同様の現象。

TeraStation到着

日曜日、午前8時30分。TeraStationが到着しました。
中には、500GBのUSB外付けハードディスクも同梱されていました。

弊社が最初に行うのは、

  • 機密保持契約書の作成
  • 現象の確認。液晶には「SYSTEM Error E04 Can’t Load Krnl!」と表示される。
  • ハードディスクのクローン作成。4台全て、正常終了。

復旧マシーンでの復旧作業

復旧マシーンで、データを確認すると、有りました。
同梱のUSB外付けハードディスクへ、約110GBのデータをコピーを開始。

ここで、お客様へ現状を報告と共に、業務稼働に最低限必要なファイルがあるかを確認。
「月曜日の朝には、TeraStationを復旧可能。月曜日の朝までに必要なデータが有るのであれば、WEBからダウンロードを可能にします。」

お客様より、
「こちらのお客様のデータなので、ファイル名の指定はできません。可能であれば一週間以内に更新されたデータをダウンロード可能にしてください。」
との事でしたので、

1週間以内に更新されたファイルがあるフォルダを割り出し、フォルダ単位ですぐにダウンロードできる状態にしました。

TeraStationの初期化。そして納品

お決まりの操作方法で、TeraStationを初期化。
RAID5に設定してのリビルドに約5時間。
USB外付ハードディスクから、TeraStationにデータを戻す。約5時間。
(TeraStationの滞在時間、約26時間。復旧作業時間は、約24時間)

お客様に、TeraStationとハードディスクを、クロネコヤマトのタイムサービスで送付。

火曜日の午前9時30分頃、無事お客様にTeraStation到着。

その後、お客様よりデータ確認のご連絡をいただき、作業終了。