Terastationのレプリケーションのすすめ
詳しくは、BUFFALOの解説ページを参照して下さい。
レプリケーションとは?
Terastationのレプリケーションとは、云わゆるTerastation2台でRAID1(ミラーリング)構成をする方法を言います。
通常のバックアップと大きく異なる点は、
ネットワークが復旧するまでの時間が極めて短時間(30分程度)
なことです。
おそらく、Terastationをお使いのほとんどのユーザーは、最新のデータをTerastationに保存しており、Terastationが故障した途端に、業務が停止するのではないでしょうか?
通常のバックアップとの違い
バックアップとレプリケーションとの違いをまとめてみました。
比較項目 | レプリケーション | バックアップ | 備考 |
---|---|---|---|
費用 | 高い | 安い | バックアップの場合、USB外付けハードディスクなどの利用が想定される為、比較的安価に済ませられます。 |
復旧までの時間 | 約30分 | 最短で一週間 | 弊社では、48時間内復旧を目指していますが、故障したハードディスクの状態やデータ量によってはそれ以上時間が掛ります。その後、新規のTerastationを導入して復旧作業となります。 |
データの変更履歴の管理 | 無し | 有り | バックアップの場合、変更履歴の管理が設定可能です。 |
設置時の操作
①導入時に、同一のTerastationを2台用意します。
②メイン機とバックアップ機として、同じ設定を行います。
(違うのは、Terastationのコンピュータ名とIPアドレスのみ)
③レプリーケーションの設定を行います。
※TerastationにはLANポートが二つ付いているので、一つは社内ネットワーク用、もう一つはレプリケーション用で、他のTerastationに直結可能です。
※レプリケーションに対応しないTerastationが存在するので、購入する時は、確認が必要です。
メイン機のTerastationの故障時
①メイン機の電源を切ります。
②バックアップ機のコンピュータ名とIPアドレスをメイン機に一致させます。
③バックアップ機をメイン機として、運用を開始します。
(この間、長く見ても30分程度の作業)
時間を掛けて、メインの修理が可能になります。
故障したメイン機が復旧した時
①復旧したメイン機を、バックアップ機として設定します。
②復旧したメイン機をネットワークに接続します。
③レプリーケーションの設定を行います。