故障のきっかけ

 お客様からお聞きした、TeraStationやLinkStationの故障のきっかけはのベスト3は、

①(落雷で)停電し、その後電源を入れたら「E04」と表示された。

②月曜日の朝、出社したら、TeraStationの液晶画面が赤かった。

③社内の配置換えで、TeraStationの電源を切り、その後電源を入れたら「E04」と表示された。

①と③は、電源の切り入りがきっかけ。
②は、休み期間に、空調が効かず、発熱で故障、もしくは、デフォルトでは、月一回走るRAID構成チェックで、エラーが発生したのがきっかけ。

ハードディスクの故障率

 Gigazineの2013年11月14日付けの記事
ハードディスクの寿命傾向がストレージ会社が集めたデータから明らかに
によると、
 Backblaze社が使用しているハードディスクの生存率は、

Backblaze社が使用しているハードディスクの生存率

 上のグラフでは、
1年間正常稼働が、約95%
3年間正常稼働が、約90%
4年間正常稼働が、約78%
と、4年分の実績を示していますが、それ以降の生存率を予測すると、

Backblaze社が使用しているハードディスクの生存率

 以上から、4年経過頃から、4台のハードディスクの内、1台が故障し、
 5年経過頃から、もう一台故障すると予測出来ます。

逆にいうと、20台の内1台は、一年以内に故障している。というのも驚きです。
 結論とすれば、「ハードディスクは、いずれ故障する。」ということになります。

TeraStationやLinkStationの場合

 TeraStationやLinkStationをRAID1以上で構成している場合、
「ハードディスクは、いずれ故障する。」という想定で、構成していると思います。
 
 TeraStationやLinkStationは、ハードディスクが故障した場合、簡単にハードディスクを交換すれば、正常に動作するように設計されています。
 しかし、比率は判りませんが、ハードディスクが故障した後、TeraStationやLinkStationの電源を再度入れると、「E04 Can't Load kernel」などのエラーを起こして、起動しない場合も存在します。
 このような場合、Buffaloのサポートへ電話するのですが、指示される事は、
①「ファームウェアアップデートをしてみて下さい。」
②「修理は受け付けますが、中のデータは保証しません。」 

 そうして、弊社のような復旧業者へ復旧依頼が舞い込むわけです。弊社のような零細企業でも、年間100件超の復旧依頼が発生しています。 

ハードディスクは、いずれ故障する。では?

 前述したように、TeraStationやLinkStationは、突然故障します。
なので、当然バックアップが必要になります。

 バックアップの考え方については、色々なところで書かれているので、ここでは、1点、

 復旧時間が重要

 復旧時間とは、TeraStationやLinkStationが故障した時に、故障前の状態に戻るまでの時間を言います。

 復旧時間という観点で、バックアップ方法を選択すべきです。

LinkStationの場合のバックアップ方法

TeraStationの場合のバックアップ方法