NAS-RESCUEの使い方を教えて下さい。との電話
金曜日の午前中に、関東のお客様(声の感じでは50代?)からお電話が有りました。
お客様:「御社のNAS-RESCUEを購入した者です。説明書通りに操作したが、データが見えない。どうすれば見えるようになりますか?」
弊社:「NASの型番を教えて下さい。」
お客様:「IOデータのLANDISK HDL-F320です。御社のNAS-RESCUE LANDISK用1台構成用を購入しました。」
弊社:「HDL-F320だと、1台のHDD内蔵のLANDISKですよね?では、パソコンのデスクトップのディスクマネージャー・アイコンをダブルクリックして下さい。左ウィンドウのHDD一覧から、LANDISKのHDDをクリックして下さい。」
お客様:「操作しました。右側のウィンドウに、HDDのパーティション図みたいのが表示されました。」
弊社:「そう、パーティション図です。パーティション図の中で、一番面積の広いところに、何と表示されてますか?」
お客様:「未知、と表示されています。あーこれはダメかな?なんとかなりますか?」
弊社:「方法は二つです。まずご自身で復旧する場合、同容量以上のHDDを1台と、クローンを作成するHDDスタンドを購入します。で、NASのHDDのクローンを作成して、NAS-RESCUEで復旧する方法です。費用は約1万円。当然、サポートをさせて頂きます。もう一つの方法は弊社へNASを送付して、弊社が復旧する方法です。費用は、33,000円からNAS-RECUE購入費用の5,500円を引いた、27,500円になります。」
お客様:「へー。私でもできるんですか?でも、御社へお願いしても3万円弱で復旧してくれのなら、お願いしようかな?」
弊社:「判りました。では、NASと、取り出したデータを保存するUSB外付けHDD等を送付下さい。」
HDL-F320到着 クローンマイスターでクローンを作成
土曜日の午後4時頃、HDL-320が到着したので、早速、弊社のクローン作成ソフト「クローンマイスター」でクローンを作成を開始しました。Readエラーは1セクタ512バイトだけでした。場所を見たら、データ部のパーティションの先頭でした。ここには、ファイルシステム情報が記述されています。
専用のデータ復旧ソフトを使用して、データ部のパーティションを参照し、無事、データを取り出すことができました。
日曜日の午後1時、データの取り出しが終了し、梱包して返送しました。
気になる復旧料金は、
行 | 商品名、型番など | 数量 | 単価 | 金額 |
1 | LANDISKデータ取り出し 1台構成320GB | 1 | 33,000 | 33,000 |
2 | NAS-RESCUE購入費用 | -1 | 5,500 | -5,500 |
合計 | 27,500 |
感謝のメールを頂きました
月曜日の夜に、お客様より下記のようなうれしいメールが有りました。
「HDDのデータ復旧ありがとうございました。
こういうメールを頂けると、このサービスを展開していて、本当に良かったと思う瞬間です。